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『瓶ビール』

更新日:2023年12月6日

今、居酒屋で

友達と飲んだ帰り道

公園で1人

ブランコに揺られながら

この文を書いている

正直寒い

無理もない

上着をなくしてしまったからだ

なにおセンチなことしてんだって思った

そこのあなた

あなたは間違っていない

なぜなら俺は酔っているからだ

今日も居酒屋に着くなり

『瓶ビール一つ!グラス2個で!』

初めて入った店で

まるで行きつけの店かのように

頼んでみせた

焼き鳥にビールが進む



俺は

瓶ビールを見ると

祖父を連想する。

大人になった今、居酒屋で瓶ビールを頼むと

必ず、じいちゃんを思い出す。

小さい頃

夕食に誕生日席に座ってるじいちゃんに瓶ビールを

慣れない手つきで、お酌していた思い出が蘇る。

瓶ビールが好きなのは、

そのせいなのかもしれない

『瓶ビール一つ!グラス2個で!』

じいちゃんと、飲みたいな。

場所はどこだっていい。

お墓の前だっていい。

一緒に飲んで

いつものイカの塩辛食いながら

乾杯。

俺のこと覚えてたかな。

俺のこと石原プロに所属してる誰かと

勘違いしてるけど。

そのままでもいいかな?

じいちゃんは俺がテレビで活躍してるって

勘違いしてるけど。

このままでもいいかな?

勘違いしてる方が幸せならそれでもいいか。

早くその勘違いを事実にしたかったけど

現実はそううまくはいかない。

時間の流れの早さには完敗。

もっと早くから

頑張らないといけなかった理由が

今となっては

温泉かよ

ってツッコみたくなるほど

湧いて出てきてるけど。

じいちゃんが

サルみたいな笑顔で

あっつい温泉に入れてると

おもおう。

そうしよう。

陸上の選手だったんだ!

この道は、俺が作ったんだ!

何十回と聞いた

じいちゃんの昔の武勇伝を酒のつまみに

『瓶ビール一つ!グラスは2個で!』



どうも龍之介です。



先日、とあるドラマの撮影に参加させていただきました。

とても優しい方ばかりで、休憩時間話を振ってくれたり、

面白い方ばかりの現場でした。

またご一緒できるようにがんばります。



そして、

ある監督のワークショップに参加しました。


二日間あったのですが、

感じたもの、勉強になったもの、技術的なもの

たくさん学びました。


その中でも、技術面は言葉にしないとしても

感じたことを備忘録として、この自分のブログに書いておこうと思う。



1番は、マインドがプロとアマの違い。

何人かモンスターがいたのですが、

その人たちは、話をしても話を聞いても芝居を見ても

マインドが強いなとひしひしと感じた。

シーンをより良くするするために安全圏にとどまらず

トライをする。何事もトライをするのは、余分な感情が生まれるが、、、

その人の心の中なのでわからないが

根本に、揺るぎない強い大きな芝居、仕事に対する

なにかがあるように感じた。

自分がどんな状況でも、

成長するために(かましてやる)という貪欲さがある。

エラーするのを絶対的に恐れていない。

トライアンドエラーが当たり前で、その先に生まれるものを探している。



そいつらは、何歩先も歩いていて、

例えるなら、

高校時代のバレーボール部で、

各学校の個性の強いエーススパイカーが集まって、

個々の力が強すぎて、1人プレーが強いが、チームとしては、うまく機能しない、

部活をやっていた人にはわかる、あの

選抜チームの気がする。

それをまとめるのが演出家や監督なのだと。



自分にあんな強いマインドを手に入れることができるのだろうか。

選抜に選ばれるのだろうか。



マインドを強くするのは必要不可欠なのは

わかった。

その人たちは

マインドを手に入れたから、そのステージに行けたのか?

そのステージに行ったから、このマインドを手に入れざるをえなかったのか?

順番はどうにしろ、

そのステージに行くための、このマインドを手に入れないと

ステップアップできないのもわかった。

このマインドがないと

自分には耐えられないとも思った。

自分は弱っちいなとも思った。

容姿も才能も力もないのなら、なにか戦える武器が

必要なのもわかった。それが強いマインドでも、度胸でも、良い。ドM級の忍耐力でも、空気を変える力でも、芝居力でもなんでもいい。

芝居力なんてそうそう簡単に手に入れられないが。

周りを張り倒せるくらいの。

戦に行く気概がないと。

戦には出られないと思った。

戦に出る準備をこれからもしていこうと思う。




最近見た映画

こちらあみ子 森井勇佑監督

🌽新しい映画を見た気がしました。

コンパートメントNo.6 ユホ・クホスマネン監督

ロードムービー系で旅をしたい欲がそそられる作品




いつも、文章が長ったらしくてごめんなさい。

でもこの一文を読んでくれたってことは最後まで読んで

くれたってことですよね。

本当にありがとうございます😭

また読んでください。

読んでもらえるような日常を書けるような

生き方します🫡

ありがとうございました

お元気で



写真は、舞台を見に横浜の赤レンガに行った時、

これでもかってくらいのカップルたちが撮影大会を

していたので、自分も負けじと友達に撮ってもらった写真です。




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