ウチの集団の末娘。
羽惟がクランクインしました。
人には、
そしてなんの事柄にでも、
はじめの一歩はあるわけで、
ある意味。
羽惟にとって、役者としての「はじめの一歩」
はこの日だったと、私は思います。
とかなんとか言いながら、実のところ……
リハーサル、本番直前、緊張してソワソワしていたのは、
羽惟本人ではなく、私の方だったのですが。。
本番直前には、
恐らく私の心配、緊張感が露わになっていたのでしょう。。
旧知の関係者の方から
「水野さん、モニターじゃなくて中で見てきなよ」
そう促される始末。
過保護過ぎないか、戸惑いながらも
羽惟の一世一代、
「初めて、台詞を言う姿」
を見届けに、セットの片隅にこっそりいきました。
実績ある役者の方々に混ざり
そして、多くのスタッフの方々にメイクや衣装を直してもらい
堂々と芝居する姿は本当に立派でした。
本当に良かったなあ……
こんなことってあるんだなあ……
今回のことは、羽惟が自分自身で掴んだチャンスであると同時に
一つ一つの出会い、選択……
様々な出来事が織りなした、ある意味【奇跡】だとも思ってます。
このような瞬間に立ち会えて、私は本当に幸せでした。
羽惟と、羽惟を選んでくださった関係者の皆さまに心より感謝致します。
で……肝心の羽惟本人はと言うと。
リハーサル直前は「お腹がすいた」そう言って、
呑気にパンを齧っていたり、
「現場より、稽古場の方が緊張します!」
なんて、飄々としておりましたが、
ここまでの道のりは、決して平坦なものではなかったと思います。
撮影後、メイクを落として私服に着替えて出てきた時。
本当に清々しい良い顔してました。
その顔が、
長い長い時間かけてたどり着いた、一つの答えだったとも思います。
これから数ヶ月つづく撮影期間、
体力的にも精神的にも大変だと思いますが
最高のキャスト、スタッフの方々のもとで
ものづくりを楽しんでもらえたら、そう願ってます。
私は【役者として】しか生きてこなかったので
すべて役者という観点に立って考えてしまいますが
まだまだ若い羽惟にとって、
今回の経験は、役者とかそんな括りではなく
人生の宝に成り得る経験だと思ってます。
そして、そうして欲しい。
役者を経験することで
その人の人生が素晴らしくなる……
そんなことを私たちに見せて欲しい。
そうも願ってます。
……語りたいことは、まだまだありますが
それは、情報解禁後にまた。
皆さま、羽惟の応援をどうぞ宜しくお願い致します。
いいですね。羽惟さんおめでとう御座います♪水野のさんの嬉しさが伝わります。稽古場の方が緊張するって(笑)情報解禁楽しみです。急に暑くなって来ましたが、熱中症に気をつけて頑張ってください。