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『実験稽古と、現場の話』

更新日:7月16日

毎日暑いですね。

年寄りには、この暑さは一際こたえます。




私どもEmmuは2019年の11月から、

舞台後1ヵ月ほどの休み以外、

ほぼ毎週稽古を続けてまいりました。



……正直、自分でも頑張ったなぁ、と思います。





で、7月からは半年間ほど、

第二章と言いますか、



先ずは実験的に、



Emmuメンバー、メンバー外問わず、

Emmuという枠を外して、

稽古に取り組んでまいりたいと思います。





理由としては

・ルーティンを避けるため

・メンバーの勉強時間確保、視野拡大





で、1番は……



「私自身が稽古したい」(笑)



どうしても、メンバーと稽古すると

題材を考えたり、意見をする側になってしまいます。





私も、残り短い役者人生を考えると、

もっと稽古したい……



なので、題材は私がメインで

それをもとに、



「私が一緒に稽古して欲しい」



そう思う役者の方々に参加をお願いしました。




とても素敵な面子です(笑)

その内、ご紹介させていただきますね。





いつもの稽古は、

「現場でしっかり対応すること」

それがメインの稽古だった気がします。



ですが、今回の稽古は

「役を突きつめる」

そんな稽古にしたいと思ってます。






先日、第1回の稽古を終えましたが



本読みから進め、演者同士でディスカッション。



舞台をやろうとか、ワークショップっぽくしなきゃ、とか

縛りがない分、シンプルに稽古できた気がします。



この稽古では、私も【いち役者】

若い役者と侃侃諤諤、試行錯誤……初心に帰りたいと思います。





ずっとこんな稽古がしたかった。




とても素敵な数カ月になりそうです。








他の役者の方は分かりませんし、


「だから駄目なんだ」


そう思われても仕方ないのですが、





私は何度立っても現場は緊張するし

作品によっては「ゲ〇」吐きそうになるくらい緊張する時もあります。




メイクも衣装も済ませ、

すべて支度が終わって撮影が始まる数十分の間に、



「何が好きでこんな苦行みたいなことを……」



なんて頭がよぎったりする時あります。。




でもやはり、

そんな辛い現場に限って



「ゾーン」に入ることも多いし、その瞬間はたまらないです。





なんだかんだ言いながらも

好きなことをして生きていられるのは、

この上ない幸せなことで





今後も、何があっても立ちつづけます。




たとえ、たまに〇ロ吐きそうになったとしても。。







で、何が言いたいかと言うと、



稽古と現場は、セットということ……



だと思います。





まだまだ暑い日がつづきますが、皆さまご自愛下さい。





そして、下半期もEmmuを何卒よろしくお願い申し上げます。




※写真はお菓子と飲み物に占拠された初日の私のテーブル……



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